続きまして、アイラ島 蒸溜所めぐりの旅で訪れたのは、
カリラから北に少しいったところにある、ブナハーブン蒸溜所 (Bunnahabhain Distillery)[地図] です。
到着した時間は遅かったのですが、カリラ同様に中に入れました。


[ブナハーブン - 河口]

ブナハーブンとは「河口」という意味で、近くにあるマーガディル川という川の河口からとっているそうです。仕込みに使う水もこのマーガディル川から直接とっているようで、ピート層を潜っていないストレートな水、モルトにもピートを焚き込まないので、アイラモルトなんだけれどアイラモルトらしくないのが、このブナハーブンです。

このブナハーブン蒸溜所ですが、雰囲気が厳か、まるで 50年くらい前から時間がとまっているかのような、落ち着いた存在感のある蒸溜所でした。
その辺、言葉で説明するのは難しいので、とりあえず写真でたくさん紹介します。


[車で下りながら前方に現れたブナハーブン]


[通路。 普段はここをせわしく人や物が行きかうのでしょうか]


[樽とアイラ海峡]


[湾の見通しの良い景観の蒸溜所でした]


[蒸溜している建物への入り口。 威厳バッチリです]


[モルトを砕いている様が目に浮かぶようです]


[ブナハーブンのポットスチル]


[ウイスキーを造りに重ねた月日を感じさせられます]


[ふと海が見えるところがいいです]


[青と緑が爽やかな一面もあります]


[アイラ海峡の波は、石の音を奏で続けていました]


[ブナハーブン全景]


[ブナハーブン。 遠くから撮影。 何もないところにただ蒸溜所だけが佇んでいます]

以上、主に写真でおとどけしました、ブナハーブン蒸溜所。
ブナハーブンの味の印象ですが、アイラモルトとしての潮味はかすかに残しながらも基本的には軽やか、アイラ海峡の波が奏でる石の音が、その軽やかさのイメージになんとなく当てはまる気がしました。


[ブナハーブン12年]



次回は、蒸溜所の紹介は一休みして、
泊まったホテルのバーについて、お届けします。

 

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