ポートエレン [アイラ]
今回はポートエレンについて書きます。
ポートエレンとは、アイラ島にある港街の名前です。
ポートエレンは島の南に位置し、ボウモアからラフロイグやラガヴーリン、
そして、アードベッグなどの蒸溜所へ向かう際には、必ず通り抜ける港街です[地図]。
[ポートエレン - 現地で入手した地図を撮影]
ポートエレンは静かで広々とした港街です。
遺跡のようなアイラの島を走り続けた後にたどり着くと、なんだかとても近代的な印象をうけてしまう港街です。
そんなポートエレンの街並み、ラフロイグに向かう途中で一瞬ですが車を降り、
その景観を写真で収めてきたので、ご紹介します。
[ポートエレンの街に入ってきたところ]
[ボウモア同様、建物の壁は基本は白]
[広々とした静かな街並み]
[街と車と。 アイラの島を旅する感じの一枚]
[アードベッグを記す標識]
そして、湾の近くへ向かってみます。
src="/_images/blog/_4fe/mnomu/DSC00435.jpg" width="320" height="214" border="0" align="" alt="湾に停泊する大きな船が見えます。 あの船でアイラモルトを出荷して行くのでしょうか..." />
[湾に停泊する大きな船が見えます。 あの船でアイラモルトを出荷して行くのでしょうか...]
[ポートエレンの砂浜は、白く広く]
[面する湾には、ラフロイグと同じように海草が目に付きます]
[工場らしき建物が... あればポートエレンのモルトスターでしょうか]
このポートエレンには、モルトスターという製麦業者があります。
ここで製麦された麦芽は、カリラなどを初めとする主要なアイラ島の蒸溜所へ届けられ、ウイスキー造りに利用されています。
そのポートエレンのモルトスター、以前は蒸溜所だったそうです。
今は製麦部門のみが残り、活動を続けている状況なのだそうです。
ポートエレンはその昔、ポートエレンと名のつくアイラモルトを造っていたのです。
-----
そのポートエレン蒸溜所は、1830年から 67年まで 40年近く休止した後、再び活動を再開、そして 1983年にとうとう閉鎖という変遷をたどっていて、既に今から 25年前に閉鎖をしてしまっています。
なのですが、そのポートエレンのウイスキーは、現在市場に出回っています。
蒸溜所は閉鎖されているのに、なぜポートエレンは市場に出回っているのかというと、それは、そもそもウイスキーは熟成に長い年月をかけてできあがるものであるので、閉鎖するまでに熟成をはじめたウイスキーが、今となり熟成の時を終え、市場に出回り続けているという状況なのです。
それは、何一つ不思議なことではないのですが、遠い過去に閉鎖した蒸溜所のウイスキーが今市場に出回っている事実には、ウイスキーが長い年月をかけて完成される製品であることを、改めて実感させられてしまいます。
-----
ちなみにポートエレンは高価です。
消え行くことが分かっている、あとが限られた存在であるので。
ですので、自分は飲んだこともないですし、買ってもいないので、今回は写真も撮れず...
との事情にともない、以上でおえます、
アイラの島の港街、ポートエレンのご紹介でした。
ポートエレンとは、アイラ島にある港街の名前です。
ポートエレンは島の南に位置し、ボウモアからラフロイグやラガヴーリン、
そして、アードベッグなどの蒸溜所へ向かう際には、必ず通り抜ける港街です[地図]。
[ポートエレン - 現地で入手した地図を撮影]
ポートエレンは静かで広々とした港街です。
遺跡のようなアイラの島を走り続けた後にたどり着くと、なんだかとても近代的な印象をうけてしまう港街です。
そんなポートエレンの街並み、ラフロイグに向かう途中で一瞬ですが車を降り、
その景観を写真で収めてきたので、ご紹介します。
[ポートエレンの街に入ってきたところ]
[ボウモア同様、建物の壁は基本は白]
[広々とした静かな街並み]
[街と車と。 アイラの島を旅する感じの一枚]
[アードベッグを記す標識]
そして、湾の近くへ向かってみます。
src="/_images/blog/_4fe/mnomu/DSC00435.jpg" width="320" height="214" border="0" align="" alt="湾に停泊する大きな船が見えます。 あの船でアイラモルトを出荷して行くのでしょうか..." />
[湾に停泊する大きな船が見えます。 あの船でアイラモルトを出荷して行くのでしょうか...]
[ポートエレンの砂浜は、白く広く]
[面する湾には、ラフロイグと同じように海草が目に付きます]
[工場らしき建物が... あればポートエレンのモルトスターでしょうか]
このポートエレンには、モルトスターという製麦業者があります。
ここで製麦された麦芽は、カリラなどを初めとする主要なアイラ島の蒸溜所へ届けられ、ウイスキー造りに利用されています。
そのポートエレンのモルトスター、以前は蒸溜所だったそうです。
今は製麦部門のみが残り、活動を続けている状況なのだそうです。
ポートエレンはその昔、ポートエレンと名のつくアイラモルトを造っていたのです。
-----
そのポートエレン蒸溜所は、1830年から 67年まで 40年近く休止した後、再び活動を再開、そして 1983年にとうとう閉鎖という変遷をたどっていて、既に今から 25年前に閉鎖をしてしまっています。
なのですが、そのポートエレンのウイスキーは、現在市場に出回っています。
蒸溜所は閉鎖されているのに、なぜポートエレンは市場に出回っているのかというと、それは、そもそもウイスキーは熟成に長い年月をかけてできあがるものであるので、閉鎖するまでに熟成をはじめたウイスキーが、今となり熟成の時を終え、市場に出回り続けているという状況なのです。
それは、何一つ不思議なことではないのですが、遠い過去に閉鎖した蒸溜所のウイスキーが今市場に出回っている事実には、ウイスキーが長い年月をかけて完成される製品であることを、改めて実感させられてしまいます。
-----
ちなみにポートエレンは高価です。
消え行くことが分かっている、あとが限られた存在であるので。
ですので、自分は飲んだこともないですし、買ってもいないので、今回は写真も撮れず...
との事情にともない、以上でおえます、
アイラの島の港街、ポートエレンのご紹介でした。
タグ:アイラ
コメント 0